豆は豆でも大豆収穫 豆に触れ合う日々が再開

稲刈りが終わり今度は大豆の刈取りがスタート。

同じ豆の収穫作業でも枝豆とは違って朝も早くないし、身体の負担も少ない仕事。

枝豆の収穫は雨が降っても、ぬかるんでも毎日休まずの戦いだけど大豆はそうもいかない。

雨が降れば当然中止。朝露があっても乾くまで待つしかない。

枝豆収穫の夏と比べると時間がゆっくりと流れている気がするな。

当然、天気との戦いになるけどゆっくりと時間が流れる仕事もわるくないもんだ。

2018大豆刈り取りスタート

2018大豆刈り取り開始

見た目で判断しないで! 山形の美味いもの

今年もラフランスの解禁日がやってきた。

山形県はラフランスの日本一の生産地。

収穫後追熟期間が必要なため販売の基準日が設けられている。

収穫直後は緑色だけど追熟して食べごろになると茶色っぽくなるし形もどちらかといえば不格好。

でも食べればうまいこと間違いなし。

だだちゃ豆も同じ。見た目は決してよくはない。

でも自分でいうのもなんだけど「うまい」!

見た目じゃない食べてわかる美味しさをぜひもっとたくさんの人に知ってもらいたい!

もっとやまがたをアピールしていかないと!

2018ラフランス

2018ラフランス

はばたけ雪若丸 新しい山形の顔に

新米の季節。

今年は山形県からお米の新品種がデビュー。

その名も「雪若丸」。

正式な名前がつく前は山形112号という名前だった。

全国から約16000の応募があり、その中から選ばれた7点から県民投票で選ばれたそうだ。

一姫二太郎でつや姫の弟という存在らしい。

自分が去年まで3年間試験栽培をしていたこともあり思い入れもひとしお。

つや姫の命名の際も、現知事の女性知事が携わったがしっかりと育てている気がする。

男の子もしっかり大きく育ててほしいもんだな。

大きく羽ばたいてサクランボやだだちゃ豆に続く山形の名産品になって!

 

伝統農業ここにあり 庄内平野の秋を彩る稲の杭掛け

稲刈りもスタート。
今の庄内平野じゃあまり見られないけど稲刈りのスタートは杭掛けから。
昔の人は全部こうやって刈った稲を天日で乾燥させていたのかと思うと凄いな。
以前見たテレビでは在来線の両側が全部田んぼでその田んぼすべてに杭掛けされてたな。
今じゃ、やる人少なくなったからいつかは見ることができなくなるのかと思うとちょっと残念。
俺だけでも頑張ってみるか!

2018稲の杭掛け

2018稲の杭掛け

今年も発生 枝豆の目玉おやじ

暑い夏が続く。

こんなに雨が降らない夏もめったにないことだ。

人も農作物も潤いの雨と涼しさを求めている。

干上がった田んぼ、乾燥し過ぎで枯れている枝豆畑も出てきたそうだ。

暑い夏が続くと枝豆に出てくるのは実の入りが悪いさや、ハダニ、

そして赤かび病。赤かび病、通称「目ん玉病」。

来年の種にまで影響してくる厄介なやつ。

特別栽培で農薬が半分しか使わないうちのだだちゃ豆には大打撃!

そしてなにより選別が大変になってくる。

選別チームの十二の瞳が何より頼り。

早く雨降ってくれないかな~。

2018だだちゃ豆の発生した赤かび病

2018赤かび病

届けられない収穫前のこの香り ぜひ味わいに

美味しくなれよーと枝豆に葉面散布。

魚介エキスのアミノ酸や光合成促進資材などなどを散布する。

熱い中での作業だけどこの時期の楽しみはだだちゃ豆の香りをかぐこと。

だんだんと大きくなってくると畑の中にいるだけで香りがしてくる。

収穫したものが香りがするのは当然だけど畑の中にいても味わうことができる。

中にはだだちゃ豆の香りが嫌いなんて人もいるけれど俺にはとってもいい香り。

作り手だからこその楽しみなのかな。決して臭いフェチではないんだけど。

収穫前のこの香り味わってほしいな~。

枝豆への葉面散布

枝豆への葉面散布

愛されてなくても もらう薔薇は心に響く

バラを栽培している先輩から朝方、コンテナ山盛りのバラが届いた。

初めて見る超大量のバラ。

一瞬目を疑った。

よく見るといろいろな色があって、たぶん咲くタイミングも違うようだし長く色々なバラを楽しめそうだ。

女性は加藤登紀子の歌にもあるけどやっぱりバラをもらうとうれしいんだろうな。

愛する人からならなおさら。

高校時代、先生が車のトランクルーム一杯のバラを女性にサプライズで渡したことがあるって聞いてなんてキザな、「ありえん」って思ってたけど今になると決してそんなこともないなと思えるようになった。

もしかして俺も先輩に愛されてんのかな?

先輩に頂いたたくさんの薔薇

先輩からもらったたくさんのバラ

 

 

大雨が来た 負けるなちっちゃな苗たちよ

田植えも終わりようやくメイン仕事も枝豆管理に仕事も移行中。

そんな中の大雨!

この時期の大雨はあんまり経験ないな。

4月後半から苗を植え付けしていただだちゃ豆畑も水浸し。

すぐには管理作業にはむかえないだろうな。

大雨を極端に嫌うだだちゃ豆。

もしもの時に備えて排水対策や土壌の改善はしっかりとやってきたつもり。

効果がしっかり発揮されるはず。

あとはこの雨が長引かないのを祈るのみ。

2018水浸しになった畑

2018水浸しの畑

だだちゃ豆が漫画になる日がやってきた

JAさんに用事で行ったときに何気なく発見!

とうとうだだちゃ豆が漫画になってる。

ストーリーはだだちゃ豆の種子の収穫から栽培までとなかなか詳しい。

描いたのは学生さんで教授や生産者が監修してるから内容はしっかりしてる。

せっかくなんだからこういうものは子供から読んでもらいたいな。

文章じゃなく漫画だから読みやすい。

地元の子供だだちゃ豆がどんなものなのかをしっかり覚えて、将来様々なところでだだちゃ豆のことを伝えてほしいな。

ぜひ、学校の図書館に。

なんなら一人に1冊でも。

だだちゃ豆の漫画

dadachastory

ビールが進む こんなかき揚げもあり

去年の夏に収穫し冷凍しておいただだちゃ豆を使っての料理。

なんか見たことあると思ってたら以前、テレビ番組に出させてもらった時にリクエストされた料理だった。

あの時は収穫のピーク時でめちゃくちゃ忙しくその時のことよく覚えてなかった。

いまになって食べてみると美味いもんだ。

ビールのツマミにも最高かも。

種蒔きの始まりもうすぐ苗の定植。

収穫まではまだ3か月くらいかかるけど始まったなーって感じ。

今からどうやって美味しいだだちゃ豆を作っていこうかワクワク感もある。

あとは身体に気を付けて一つ一つ目の前の仕事をこなしていかないと。

 

だだちゃ豆のかきあげ

だだちゃ豆のかきあげ

 

 



c 2019 松浦園芸