皆にはゴミでも 私にはお宝 循環型農業実践中

急に寒さが戻り、なまった身体での肉体労働は危険と判断しトラクターへ乗車。

だだちゃ豆の残渣の切返しへ。

枝豆を収穫すれば莢(実)だけじゃなくてたくさんの葉っぱや茎のゴミが発生する。

処分するのも一苦労。

だけどこれも上手に利用すると美味しい枝豆づくりには欠かせなくなる。

この辺じゃやってる人少ないけど、何度も切返しをして二冬掛けて良質な堆肥になるん。

微生物の力を借りて、今でも切返すと発酵途中の湯気がモクモクとたちのぼる。

よく見ると小さなミミズがうじゃうじゃと。

よく見りゃ気持ちのいいもんではないがこいつらが畑に入ってくれればありがたい。

でも、ミミズのおかげで狙ってくる鳥たちも訪れ、そばにある格納用のハウスの屋根は格好の鳥たちのとまり場になり穴だらけ。

まあ、しょうがないとしよう。

来年の春には堆肥になって枝豆畑へと里帰り。

実を美味しく食べれて、葉っぱや茎は堆肥になって次のだだちゃ豆の肥料になる。

まさにこれぞいい循環。

残渣の切返し
残渣の切返し(写真は2017年)

“皆にはゴミでも 私にはお宝 循環型農業実践中” への2件の返信

  1. ダダ茶豆の栽培 連作障害起きないのですか それとも土壌消毒やっているのかな 自家用枝豆栽培やっていますが 毎年作付け場所を変更するので 草丈が伸びて肥培管理ができません
    今年は本葉6枚で 摘芯してみます

    1. はじめまして。
      コメントありがとうございます。
      連作障害はおきます。対策としては土壌の改善が一番です。
      一般的には堆肥の投入が一番かと思いおますが、当園では堆肥投入に加え、緑肥作物による土壌改善を行っています。
      だだちゃ豆につきましては一般的には草丈が伸びやすく栽培しずらい品種となっています。
      また、豆類は連作するごとにある程度の年数を経過するまでは草丈が伸び、莢がまばらにつきます。
      ですので連作せずに畑を変えても草丈が伸びるということは地力が高いか肥料(窒素成分)が多いのかと思います。
      無肥料はリスクが高いので肥料を減らし、土寄せや、中耕をすることで根粒菌による窒素補給を目指してはいかがでしょう?
      気温が高くなってからの品種は当方でも肥料を減らし、天候などで追肥が必要そうなときは栽培期間中に追肥をする体系を取っています。
      細かく長文すみません。
      なにかあればお気軽にご連絡ください。

小関小一郎 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)



c 2019 松浦園芸