白山だだちゃ豆 とはなんぞや

昔に比べればずいぶんと市民権を得ているだだちゃ豆。
全国的にもだいぶ知られてきているように思える。

どこで栽培されているのか、いつが食べれる時期なのかなどなどもっと知ってもらいたいことは山ほどあるが中でもだだちゃ豆を語る上では欠かせないのが「白山」というワード。

「白山」は「はくさん」でも「しろやま」でもなく
「しらやま」と読み、発祥の地とされる鶴岡市大泉地区白山集落をさしている。
地元の人でも細かいことまでは分からなくても「白山」というワードは知っている。

だけど「白山だだちゃ」ってなに?とはよく聞かれる質問だ。

実際、どう答えればいいのか私も悩むところ。
品種としては8つの中に「白山」が認められるが「白山だだちゃ」は品種ではなく白山で栽培されたものかな。
もしくは白山の人がつくったものだろう。

いずれにせよ白山の人たちが受け継いでこなかったら自分も栽培できていなかっただだちゃ豆。

感謝!

だだちゃ豆の記念碑

交換時期お知らせ機能が欲しい メガネの買い替えに悩む

仕事用の眼鏡がだいぶ傷んできたな。

日頃からの農作業でお日様、雨、風に打たれ土埃と俺の汗にまみれて傷だらけ。

よく我慢してくれてる。

色々な米やだだちゃ豆などなどを一緒に見た戦友だしな。笑

今ので特に困ることはないけどだんだん買い替え時期なのかな。

眼鏡の不具合で運転中何かあったら困るし、外での田んぼや畑での作業やだだちゃ豆やミニトマトの選別作業には欠かせないもんな。

こんなになったら買い替え時期だよっておしえてくれる眼鏡があったら悩むこともないんだろうな~。

春の忙しさを満喫 種まきコラボ

稲の種まきも終了。

終わればすぐに枝豆の種まきに移行。

気の早い家族は空いたスペースに枝豆の種まき道具を準備。

「気が早すぎる!」とツッコみたいところだが春の繁忙期は時間が惜しい。

時間のやりくりも仕事のうち。

でも二つの種まきの機械が同時に準備されてるってのもプレッシャーなんだよな~。

そんなことも言ってられない春の忙しさ。

田んぼや畑の外仕事も本格化。

トマトの収穫ももうすぐだ。

忙しい春と充実の春を満喫しよう!

枝豆の種まき

edamametanemaki

 

 

 

 

 

 

 

稲の種まき

お米の種まき

 

アシストスーツと大リーグボール養成ギブス

農業分野でのパワーアシストスーツ進化がすごい。

重いものもつ重労働から腰を曲げての作業まで、さまざまな体の負担を減らしてくれる。

農業は肉体労働。特に腰にかかる負担は大きい。

集落の年配の人は皆、腰が曲がってるようにも見えるしな。

昔の農家がやってたことが今の世代にはできなくなってきてるような気もする。

それだけ私を含め今の世代の身体が弱くなってるんだろうか?

昔の人は自分自身で鍛えるしかなかったんだろうし。

パワーアシストスーツを見ると今の時代ではありえないけど子供に大リーグボール養成ギブスをつくている映像が目に浮かぶ。

付けたから楽になるわけじゃないけど、体を鍛えるという基本はやっぱり大事なんだろうな。

3月の雪のように だだちゃ豆づくりスタート

だだちゃ豆栽培もボチボチスタート。

まずは排水対策と土壌改良。

排水対策は2種類やって、麦をまいて鋤きこんであるから心配ないかな。

土壌改良は昨年の土壌サンプルを分析してもらい、それをもとに投入資材と量を決める。

pH調整が必要な畑には大量の石灰を投入。

根粒菌が活動してくれやすい環境をつくってやることが大事。

もう降っては欲しくない雪が降ったように畑は真っ白。

今年は雪が少なかったからたまにはいいかも。

石灰資材散布後の畑(写真は2018年)

石灰散布

 

腰痛持ち農家の 見えないこだわり

春になり作業用長靴を履く機会も増えてきた。

数年前におしえてもらった長靴用の中敷き。

腰痛防止に効果的とのことで早速買ってみた。

今はもう、クッション性があって腰痛持ちには欠かせないものになった。

最初は疑心暗鬼で使ってみたものの、使ってない時と比べると疲労感が全然違う。

ほんのちょっとしたことで、こうも違うとは驚きだった。

黒い作業用長靴にはおしゃれ感は全くないけど見えない中敷きにこだわってるのもなんかいいかも。

皆にはゴミでも 私にはお宝 循環型農業実践中

急に寒さが戻り、なまった身体での肉体労働は危険と判断しトラクターへ乗車。

だだちゃ豆の残渣の切返しへ。

枝豆を収穫すれば莢(実)だけじゃなくてたくさんの葉っぱや茎のゴミが発生する。

処分するのも一苦労。

だけどこれも上手に利用すると美味しい枝豆づくりには欠かせなくなる。

この辺じゃやってる人少ないけど、何度も切返しをして二冬掛けて良質な堆肥になるん。

微生物の力を借りて、今でも切返すと発酵途中の湯気がモクモクとたちのぼる。

よく見ると小さなミミズがうじゃうじゃと。

よく見りゃ気持ちのいいもんではないがこいつらが畑に入ってくれればありがたい。

でも、ミミズのおかげで狙ってくる鳥たちも訪れ、そばにある格納用のハウスの屋根は格好の鳥たちのとまり場になり穴だらけ。

まあ、しょうがないとしよう。

来年の春には堆肥になって枝豆畑へと里帰り。

実を美味しく食べれて、葉っぱや茎は堆肥になって次のだだちゃ豆の肥料になる。

まさにこれぞいい循環。

残渣の切返し
残渣の切返し(写真は2017年)

インバウンドは農業で 収穫体験で待ってます

久しぶりの大阪へ。

以前来た時も外国人が多かった気がしたけどもっと増えてる気がした。

しかも、欧米、東南アジア、東アジア様々な国から来てるようだ。特に中国の人が多そう。

中国からの爆買いは終わってると言われてるけどインバウンドはまだまだ可能性大。

インバウンドは大都市に集中しているようだけど鶴岡にも、もっともっと来て楽しんでいってもらいたいところ。

都会にはない魅力がいっぱいある。

先日は2019年に外国人が訪れるべき日本の観光地ランキングトップ10で8位に選ばれてた。

魅力の一つに美味しい食べ物もあるだろうけど観光農業にも可能性はあるのか。

うちのだだちゃ豆を収穫体験しにくる外国人いたらスゲー面白いんだけどな。

それに備えて英語の勉強でもしよう。

 

ギネス認定 世界で一番高いコメ

もはやコメの値段なのか。

なんと1kg、1万1304円!ギネス認定の世界一高価な米。

中身は米・食味分析コンクールで入賞した複数生産者のコメのブレンド米で玄米の栄養成分を残してるとのこと。

誰が買うんだろうといぶかるが限定販売ですぐに売り切れ。

さらに海外でも人気とのこと。

もう自分の頭では理解ができないかな。

でも海外で日本のコメが美味しいと認知されるきっかけになってほしいな。

3K農業からの脱出 第1歩

事故や怪我の多い農業 スタッフを守ってくれる労災
昭和の時代から未だに減らない農作業中の事故。
農業だけ他の産業に比べて事故率が未だに変わっていない。
他の産業は下がっているが農業だけが、、、。
農家の高齢化や機械の大型化などいろいろと原因はあるだろう。
事故を減らしていくのも今の農家の責任かも。
危ない仕事と考えられていれば農業する人も二の足を踏む。
危険はどんな作業にもつきものだし事故が完全になくなることはないだろう。
そう考えたら事故にあった時の補償を考えないと。
私が選んだのは労災。
農家が加入することは今までは稀だったけどこれからはスタンダードになるはずだ。
スタッフのみんなも少し気が楽になってくれるかな。



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