炭治郎 うちのだだちゃ豆畑のアカザも退治して

鬼滅の刃の新シリーズがスタートするそうだ。

我が家にもやってきた、去年の年末ぐらいの鬼滅の刃ブームはすでに去った模様。

子供たちと一緒映画は見に行ったが新シリーズを一緒にに見ることはないかな。

映画で出てきた鬼の上弦の参・猗窩座(あかざ)。

強かったしキャラがたってた。

でもうちのだだちゃ豆畑のアカザはもっと強い!

種が小さく広範囲にたくさん発芽する。

乾燥にも大雨にも強い。

生長すると人の背丈くらいにもなる。

近年うちのだだちゃ豆畑を悩ませるとても厄介な奴。

収穫前には全部退治じゃ!

 

だだちゃ豆よりもでかくなったアカザ

アカザ

種まきで 目指せ割れた腹筋

だだちゃ豆の種まきも中盤戦。

ここを乗り切ればゆっくりするかな。

だだちゃ豆の種まきは基本手作業。

トレイに床土を詰め、水を掛け、種を播き、覆土をして育苗機に投入するのが一連の流れ。

その中では様々な機械や器具を使う。

そこで本日ご紹介するのは種まき作業をしながら腹筋が鍛えられるという優れもの  (笑)

見た目はア〇ローラーやア〇ホイールと呼ばれてる、腹筋ローラーにそっくり。

こいつで種を播いた後に覆土をするための穴をあける。

育っただだちゃ豆の苗を植える作業は腰への負担が大。

このローラー使って腹筋が鍛えられたら腰痛も柔らぐかも。

腹筋ローラ―みたいな種まきの道具

腹筋ローラ―みたいな種まき道具

 

稲の種まきのヘルプへ行った方からいただいたお土産。

鶴岡市のお隣、三川町といえばこの餅屋さんという包装紙。

開けてびっくり。

カラフルな餅の詰め合わせ。

茶色は栃餅、緑は草餅、黄色は菜の花餅(色はクチナシ)、ピンクは紫蘇餅。

冬を越え土色しか見えなかった大地に草が緑を取り戻し、鮮やかな花が咲いているよう。

今までにもここの餅は食べたことがあるので美味いのは知ってたけど、目でもこんなに楽しませてくれるとは知らなかった。

花見にあんこ、黄な粉、だだちゃ豆ずんだ、みたらしなんかの団子もいいけどこんな彩り鮮やかな餅もいかがでしょう。

彩り鮮やかな餅

彩りの餅

庄内平野という食糧基地に課せられていると勝手に思っていること

終わりを見せないコロナウィルスの拡大。

世界中で終息が見えないし、いつまで続くのだろう。

様々な業種が悲鳴を上げている。

我々の農業でも。

一方で世界の国々では穀物の輸出制限、規制を打ち出してきている国が出てきている。

日本の食卓には今のところ影響は見えないがこの後どうなるのだろう。

やはり困難な状況になると自国の食料を優先するということか。

今年のコメ作りも始まった。

我々ができることはこんな状況でも日本では食料には困らないという安心感を農業から与えることなんではないだろうか。

発酵と腐敗の違いとは 食べれるか食べれないか

先輩とだだちゃ豆畑に投入する堆肥の話をしてた時のこと。

食べ物においては発酵と腐敗の違いとは。

結論は食べれるか食べれないか。

微生物が食べれるようにするのが発酵でそうでないものは腐敗。

紙一重といえば紙一重。

発酵食品をいろんなところでいろんな形で食べられている。

納豆、ヨーグルトは納豆菌や乳酸菌の働きで食べれるように。

鰹節はカビの働きで。

日本酒やビール、ワインそしてパンは酵母の働きで。

味噌、醤油、漬物、チーズなんかは複数の働きによって。

変わり種は自らが持つ酵素によって分解される塩辛。

他にもいろんな食べ物がある。そしてほとんどすべてが美味しく食べるというよりも保存できるようにするという目的で生まれているはず。

それだけ食べるということを重要に思っていたんだろうな。

今の時代こそ、食べることや食べ物を大事にすることを再認識しないと。

SDGs!

 

種用冷凍庫 売り切れ寸前⁉

だだちゃ豆の種の選別も本格化。

我が家は女性陣にすべてを託して。

選別している女性陣からは今年は収穫した種が悪いとのこと。

種の収穫、乾燥時から天気の影響で今年の種は悪いな~と思ってはいたがやはり。

こんな時は冷凍庫に保管しておいた前年の種を引っ張り出す。

冷凍庫を確認すると中がパンパン。

元々食品用だったのでだだちゃ豆の種はイレギュラー。

種の悪い年のために前年以前のものをキープしておきたいとこだが。

女性陣からは食品入れるところがないから冷凍庫買えばと…

そんな簡単に買えるもんじゃないけどな。

しぶしぶ調べてみてたら、コロナ禍の影響で内食が増え冷凍庫の輸入が過去最多とのこと。

こんなところにもコロナの影響が出てるのか。

2021だだちゃ豆の種

2020だだちゃ豆の種

純金枝豆 次は2粒莢にしてほしい

だだちゃ豆のことを検索してたらとんでもないものがヒットした。

枝豆の純金オブジェ。

1,150,000円也。

名店、銀座田中さんで売っていたもの。

犬や猫の動物、栗や落花生の食べ物に混じり枝豆のものもあるなんて枝豆も市民権を得たものだ。

残念だったのは枝豆が3粒莢だったこと。

枝豆といえば一般的には3粒莢が普通なんだからしゃーないけど。

だだちゃ豆農家としては2粒でいってもらいたかった。

それとくびれがあって、片面が平べったくって…

玄米でコロナの重症化を防ぐ?

お米がコロナの重症化を防ぐ!

国際的な医療誌に栄養学の博士から発表された論文。

玄米を食べると免疫力が高まり重症化を防ぐとのこと。

また一人当たりの年間コメ消費量が多い国ほど感染者数が少ないとの報告も。

条件などいろいろと違うから一概には言えないだろうがこれがホントだったらすごいこと!

米食の良さをこんな形で見直されるのもどうかと思うけど米の良さを再確認してもらう機会になればうれしいことだな。

白山だだちゃ豆 とはなんぞや

昔に比べればずいぶんと市民権を得ているだだちゃ豆。
全国的にもだいぶ知られてきているように思える。

どこで栽培されているのか、いつが食べれる時期なのかなどなどもっと知ってもらいたいことは山ほどあるが中でもだだちゃ豆を語る上では欠かせないのが「白山」というワード。

「白山」は「はくさん」でも「しろやま」でもなく
「しらやま」と読み、発祥の地とされる鶴岡市大泉地区白山集落をさしている。
地元の人でも細かいことまでは分からなくても「白山」というワードは知っている。

だけど「白山だだちゃ」ってなに?とはよく聞かれる質問だ。

実際、どう答えればいいのか私も悩むところ。
品種としては8つの中に「白山」が認められるが「白山だだちゃ」は品種ではなく白山で栽培されたものかな。
もしくは白山の人がつくったものだろう。

いずれにせよ白山の人たちが受け継いでこなかったら自分も栽培できていなかっただだちゃ豆。

感謝!

だだちゃ豆の記念碑

丑年ご縁年に思う 我が家のハッピーイヤー

山形県民にとって丑年はご縁年の年。
出羽三山神社ではご縁年ということもあり参拝する人も多くなるそう。
丑に関する伝説が複数あり、
出羽三山の山の形が牛がうずくまったように見えるという説。
月山の残雪の状態で農作業の開始時期を見極めた節。
牛札によって火事から逃れられた説。
と様々。
我が家にも牛札が貼ってありなぜ台所に牛の絵が貼ってあるのか小さいころには不思議に思ったもんだ。
そしてなにより丑年は我が家にとってもご縁年。
我が家の屋号は「丑太郎」なんで勝手に今年はご縁年だと思っている。
だだちゃ豆の作っている農家はだだちゃ豆の種の由来からも屋号を名乗って販売している方も多いが屋号は〇〇兵ェや〇〇衛門、〇〇郎など。
なんか丑太郎って と思ってしまうし、実際に曽祖父はそれもあってか違う名を名乗ったらしいし。
でも今になってみればありかなと。
なんにしても勝手に思っているご縁年、今年は家族が健康で米もだだちゃ豆も他の野菜もうまくできるといいな。
そしてなにより、コロナ化が終息して少しでも穏やかな一年になるように。



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